ファーウェイ社から日本国内に2018年に販売展開されたAndroid機種のNOVA３（PAR-LX9）スマートフォンとなります。

今回は修理業者でも修理対応しているところが少ないアンドロイト機種のHUAWEI修理レポートについてお伝えさせていただきます。

・電源が付かない
・充電が出来ない
・バッテリー持ちが悪い
などといった症状に当てはまる方々はご参考にしてみてください。

ファーウェイ ノバ３の症状/故障内容

ご依頼時に液晶ガラス割れの状態で、さらに電源が入らないという症状でした。

お客様のご依頼内容は、電源が入る状態にしてデータだけは最低限取り出せるようにしたいという事でした。

画面割れは今回直さずに電源が入る状態にする修理となります。起動不良の時点ではどこが故障して悪くなっているのかは判別が困難なため、分解して調査していきます。

分解/修理作業の手順

①背面パネルの取り外し

HUAWEI NOVA3のモデルでは分解作業の際には後ろの背面側からパネルを取り外して、部品の交換を故障箇所に応じて対応していきます。

②付属パーツの取り外し

バッテリー端子を本体側と切り離して修理作業中に本体に電気が流れないようにします。この作業を怠ると、電子基板を故障させる事になります。
※精密機器の修理では絶対にバッテリー端子を取り外します。

今回の起動不良の原因を探るため、経験をもとにまずはバッテリーを仮付けの状態で電源が入るのかをチェックしたら、なんと電源が入りました！！

原因はバッテリーによる事が判明しましたので、バッテリーを取り外し、交換しました。

③修理後の動作チェック

画面は割れたままですが、お客様のご希望であるデータが取り出せる状態にという事で、今回はこの状態で修理後の動作チェックをしていきます。

充電や画面のタッチなどデータを取り出すために必要な箇所の動作にも問題がなく、修理完了となります。

作業時間について

今回は原因がハッキリとしない起動不良での修理対応だったため、予め〇〇時間内に修理できますとは回答できませんが、
原因を特定するための時間として平均60~90分程度で特定できます。

原因が判明すれば、そこから故障箇所を修理する時間が発生しますが、今回の原因がバッテリーによる故障でしたので、分解したままのバッテリー交換でしたので修理時間としては10分でした。

予めバッテリー交換としてのご依頼の際は、修理時間としては45~60分でご案内させていただいております。

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