大阪府貝塚市からHUAWEI honor9(STF-L09/L10)のバッテリー交換修理依頼
2021.03.21
独自OSを開発して、近日中に発表があるのかと噂されているHUAWEI社から2017年に発売されたモデルhonor(オーナー)9のバッテリー交換についてレポートしていきます。
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ファーウェイ故障/症状内容
ご依頼時の端末状態としては上記の写真を見ればわかる通り、背面パネル側が浮いてきている状態でした。
肉眼では確認できたのですが、内部のリチウムイオンバッテリーが膨張して背面パネルを押し出している状態でした。
お客様はいつ爆発するか心配だということでバッテリー交換のご相談があり修理対応させていただきました。
修理のレポートの前にリチウムイオン電池について気を付けるべきポイントを少しだけ解説していきたいと思います。
リチウムイオン電池を破損させてしまう3の原因
①充電サイクル
各機種には充電サイクがあり充電残量が100%から0%まで使い切ると1サイクルと計算します。このサイクルの寿命が各機種には異なりますが、約500回(2〜3年)を目安と考えて良いかとおもいます。
この充電サイクルではバッテリー自体を破損させる原因とまでは言えませんが、バッテリー持ちが悪くなってくる要因として大きく関わってきますので、覚えておいてください。
②高温・低温による劣化
外部的環境の要因としては季節です。
夏は気温が暑くなり冬は寒くなり、スマホ使用環境も季節に応じた気温環境で使うケースがどうしても多くなります。
この場合もバッテリーの劣化に繋がり、通常想定されている寿命を早めてしまいます。
内部的環境の要因としては使用頻度です。
ゲームや動画を見続けていると本体が熱くなってくる経験を持っている方は多いと思いますが、本体が熱くなっている状態で、使用を続けられると寿命を早めてしまいます。
その他要因としては湿度なども考えられますが、今回は割愛させていただきます。
③保存環境
使わなくなったスマートフォンを長期間放置される場合、50%前後が適切といわれております。
100%まで満充電したり、0%まで使い切ったりしてから長期間放置されてしまうと、重放電になり充電ができなくなる不具合が起きてしまいます。
こういった保存環境による劣化も考えられますので、長期間保存される場合は充電残量を50%前後にしてから風通しが良く、気温が人間の肌感覚でも暑くも寒くもないくらいの場所に適切に保管しましょう。
分解の手順
①背面パネルの取り外し
HUAWEI社から発売された各機種のほとんどが、分解をする際は背面側のパネルから開けていきます。
②付属パーツの取り外し
完全に本体と背面パネルを分離してから、バッテリーの配線を本体(電子基板)と切り離して、その他付属パーツを取り外していきます。
③バッテリー取り外し/仮付け
写真は取り忘れましたが、付属パーツの取り外しが完了すれば、バッテリーと本体を接着しているテープを取り、バッテリーを取り除きます。
※バッテリー取り外し作業は素人の方は危険ですので、できる限りは修理経験がある人や、修理店に任せましょう。
取り外しが完了後は、新しいバッテリーを配線だけ本体と繋いで正常に電気が流れるかをテストします。
④バッテリー本付けと背面パネル接着作業
仮付け段階でバッテリーのテストが完了すれば、あとはバッテリーを専用のテープを使用して本体に取り付け、分離した背面パネルを専用の接着剤などを使い、もとの状態に戻せば完了です。
取り付け後は固定器具で乾燥させる時間を待ち、最後に再度動作に問題がないのかを確認して完了。
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